石河子大学2-見学-

「見たこと聞いたこと」
(標記はすべて北京時間___ウルムチ時間の1時間後)

10:30~13:00 石河子大学図書館見学

 図書館館長室に於いて武館長が不在のため桃副館長(副教授)に挨拶。すぐ、館内の見学になりました。
 図書館の建物中央には「逸夫図書館」と表示されており、建築に際して多額の寄付をした方の名前を付けているとのことでした。入口ゲートは利用者カードを利用、大きな「静」の字が目に付きました。実際館内はとても「静か」でした。

逸夫図書館 「静」
「逸夫図書館」の正面 「静か」な館内

・サーバー室______大学のネットワークの中心は図書館にあり、管理も行っていました。


石河子大学のシステムの構成図

事務室 采編部・編目部
 分類作業 3名  入力 7名
 年間冊数 約60,000冊 (内購入冊数 約30,000冊)
 蔵書  204万冊

信息服務中心______教員・大学院生のみの利用、授業にも利用
管理用 5台、利用者用 1台

電子閲覧室______学生が利用できるネットワーク端末 100台
有料
1時間 1元 (日本円 約15円)
支払いは利用者カード(学生証別)
入口にカード読取機があり個人情報・利用端末・利用時間・金額が表示されます。


電子閲覧室の内部

工具書庫______参考図書と参考雑誌3万冊100タイトル配架。
         貸出不可。持出禁止。参考調査受付。

教師研究生参考室・北京大学蔵書展開室______教師と大学院生のみの利用
 教師研究用図書と北京大学から寄贈された図書4万7千冊が配架。
 研究用図書は同一本3冊購入のうち1冊のみ配架。使用率によって悪いものは別置。利用率が高ければずっと配架されています。
 パソコン約30台あり。(Windows98,2000,XP)


開架書架

学生閲覧室(自習室)______机と椅子の自習室。廊下にもあり(廊下にも充分の余裕がある)かなり利用されていました。(試験期間はやはり満員とか)
 自由な利用が可能(静かには変わりなし)。館内で自習可能な席は3,000席。
 廊下には学生用のロッカーも多数ありました。


熱心に勉強中

科学技術文献探索室______150台の端末(概ねWindows98、数台2000)、学生全員利用、授業にも利用。教員用端末が前に2台あって全てを管理。
 利用時間 8:30~24:00
 ここで浅野氏が日本語webページを確認。フォントをインストール後見られる事が確認できました。

書架______文系と理系に部屋が分割。10万冊配架。教師研究生参考室と同様利用率の高い図書1冊づつ配架。他は地下室へ。出納はカウンターで。
 開架書架からの利用は代本板をもちい、利用した本の代わりに置いてきます。
 この他に最近できた総合書庫があり、分野に関係なく5万冊が収蔵。
 書庫の収蔵については見学はできませんでしたが、説明から推測するとかなりの収蔵能力があると思われ、地下室の状況を確認できなかったのが残念でした。


書架に各自置く代本版(木)

社科現刊閲覧室______新聞と雑誌を配架。新聞は当該年を過ぎると別置(地下室)し製本。製本は図書館職員がおこなっていました。帯出禁止。複写可。多くの新聞はネットワーク利用が可能となっており閲覧室での利用は少なかった。


入口表示
(英文表示あり)


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