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まつだ ひろゆき 松田 裕之 |
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山形県 |
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博士(農学) |
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連論 第65号 |
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平成 14年 3月 23日 |
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学位規則第4条第2項該当 論文博士 |
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精米中のタンパク質含有率から見た米の食味向上に関する研究 (Study of eating quality of milled rice to search into protein content of milled rice) |
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米の食味向上を図るためには、良食味品種の開発・導入、 食味向上理論の構築、それに基づいた栽培管理技術の実践が不可欠となる。さて、 主観的要因の大きい食味官能値を客観的に把握するために、食味官能値と米粒の 化学成分の関係について多くの研究がなされてきた。しかし、これらは食味官能値 との直接的な関係を示した者が大半を占め、栽培管理で制御できる化学成分に関する 研究や、こうした成分を制御して良食味米を生産する研究は少ない。そこで、本研究 では、人為的にコントロールしやすい化学成分であるタンパク質含有率と食味官能値 の関係を明らかにし、良食味栽培理論および管理技術を構築した。得られた結果は 下記のとおりである。
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