新人紹介

図書館利用サービスグループ 梅村 妙

  

以前は他の図書館で働いていたのですが、平成22年9月に岩手大学に採用、10月から岩手大学図書館勤務となりました。配属から1ヶ月が経ち、主に資料の配架、蔵書の点検や保管、図書館の利用に関するデータの作成などを担当しています。
 図書館の資料は購入されてから多くの職員の手を経て本棚に並び、利用者の皆さんに利用されることになるのですが、本棚に並んだ後もできる限り長い間、効率的に利用できるよう、職員の手で点検、保管されています。あまり人目につかない仕事ではありますが、私も蔵書が実際に本棚にあるか確認したり、利用状況に関するデータをまとめたりしていくことで、利用者の皆さんが必要な時、必要な資料がすぐ見つかるよう、図書館をより利用しやすい環境にできるよう、責任を持ってがんばりたいと思います。

 話は変わりますが、私は本が好きで、学生時代は母校の大学図書館にもよく通っていました。かなり図書館を利用していましたが、今から考えれば残念なのは、目の前にある本を借りる、という以上の図書館の使い方をほとんどしていなかったということです。
 当時は本を借りるだけで、論文や身近にない本の探し方、情報メディア学の知識や、図書館を通じての外部機関とのネットワークを利用し逃してしまい、ただ本を借りるという以上の図書館の使い方があったのでは、と今では残念に思っています。

 図書館は“使おう”とすれば、上記の点以外にもとても“役に立つ”ものです。今後は職員として図書館で働いていく上でこれまでの自分の経験を生かし、利用者の皆さんにどんどん図書館を利用し、役立ててもらえるようにがんばりたいと思います。
 皆さんのご来館をお待ちしております。

 

 

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