情報メディアセンター長(図書館長) 西崎 滋
国立大学法人岩手大学は、「地域における知の府としての役割を果たす教育研究の場、すなわち、岩手の風土に根ざした“イーハトーブの学び舎”として、教育、社会貢献活動を推進する。(中略)これらの取り組みを通して、国際的な視野を持ち、幅広い教養と深い専門性を備えた多様な人材、高度専門職業人及び研究者の育成を目指すとともに、持続可能な共生社会の形成に寄与することを使命とする。」を大学の基本的な目標として、第二期6年間に向けて船出しました。この中で、図書館は教育、研究、社会貢献のそれぞれの分野で独自の役割を担うことが求められています。 図書館には約86万冊を越える蔵書がありますが、こうした従来からの紙媒体を主とした学術資料だけでなく、近年では電子ジャーナル、電子書籍、データベースといった電子媒体による学術資料も重要性を増してきています。図書館が、学習、教育、研究のライフラインとしての役割を継続して果たすためには、これら両媒体による学術資料を提供できる学術情報基盤の整備・強化が欠かせません。 このように図書館は従来にも増して多様な業務を遂行していくことが求められます。それを支える図書館専門職員の数は十分とは言えませんが、力を合わせて最大限の努力を重ねて生きたいと考えています。学内の皆様にはあたたかいご支援とご協力をお願いいたします。 |